今年の
ヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)の最大の注目点は、
ソダシ(牝5、栗東・
須貝尚介厩舎)と
スターズオンアース(牝4、美浦・
高柳瑞樹厩舎)の
桜花賞馬対決だ。
グレード制が導入された84年以降、2頭の
桜花賞馬が同じレースに出走したケースは20回あった(3頭以上が出走したケースはなし)。“先輩”と“後輩”は10勝10敗の五分。ワンツーは11年
ヴィクトリアマイル(1着
アパパネ-2着
ブエナビスタ)、20年
安田記念(1着
グランアレグリア-2着
アーモンドアイ)の2回あって、いずれも“後輩”が先着している。
ヴィクトリアマイルでは昨年の
ソダシVS
デアリングタクトに続いて、2年連続6回目の
桜花賞馬対決となる。1年前に“先輩”
デアリングタクトを撃破した
ソダシが、今年は“後輩”
スターズオンアースに威厳を示すのか。早くも名牝の地位を確立した2頭の戦いから目が離せない。
【
ヴィクトリアマイルで行われた
桜花賞馬対決】
06年:1着
ダンスインザムード、9着
ラインクラフト11年:1着
アパパネ、2着
ブエナビスタ12年:3着
マルセリーナ、5着
アパパネ18年:6着
レッツゴードンキ、10着
レーヌミノル22年:1着
ソダシ、6着
デアリングタクト