スマートフォン版へ

【オークス】リバティアイランド 最大の武器は末脚 中内田師「素晴らしいモノを持っている」

デイリースポーツ
  • 2023年05月16日(火) 06時00分
 「オークス・G1」(21日、東京)

 牝馬クラシック第2弾で断然の主役を張る桜花賞リバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田)。主戦の川田将雅騎手(37)=栗東・フリー=に続いて、中内田充正調教師(44)=栗東=のインタビューをお届けする。名牝候補との出会いからオークスに向けての現状までを決戦前に聞いた。

  ◇  ◇

 -桜花賞はインパクトのあるレースだった。

 「見ている方からするとドキドキハラハラのレース内容でしたが、休み明けというのと馬が競馬を覚えてきたということで、前半は力まず走せることに。最後は動かされたら動いて、強い内容だったかなと思います」

 -そこは大きな成長だったと。

 「そうですね。ただ、これが成長の分なのか、休み明けで進んで行かなかったのかが、今回で分かるかなというところ。まだ3歳ですし、競馬の経験の浅い子ですからね」

 -思い返せば新馬戦からものすごいパフォーマンスだった。

 「あの時は時計の出る馬場でしたし、上がり勝負の競馬だったので、それが本物かどうか、その時点でははっきりと言えませんでしたが、いいモノを持っているというのは間違いないと思っていました」

 -リバティアイランドとの出会いは。

 「1歳の夏前でした。第一印象はやっぱり馬体ですね。当時からトモがしっかりしていますし、ボリュームのある体をしていましたから。特にトモの強さは特徴的でした」

 -1週前は栗東CWで単走。雰囲気は。

 「非常にリラックスして走れていましたし、しまいも伸び伸び走れていました。力まずリズム良くというところでした。こちらのイメージ通りに走ってくれました」

 -2冠に向けてポイントは。

 「やはり距離でしょう。この中間は力ませず、リズム良く走らせるという部分を課題に取り組んできています。ずっと千六を走ってた馬なのに、極端に距離が延びるわけですからね。このまま行ってくれれば、こなしてくれるのではないかと思っています」

 -最大の武器は。

 「末脚ですね。並外れた瞬発力といい、機動力というんですか。素晴らしいモノを持っています」

 -国内外で多くの経験を積んできた指揮官。ホースマン人生でこれほどの馬はいたか。

 「(助手時代に)乗っていて“いい馬だな”というのと、こうやって管理させていただいているという、それぞれの立場でまた別物だと思いますが、多分初めてじゃないですかね、ここまでの馬は」

 -改めて、決戦に向けて見通しを。

 「前走はいい内容で勝ち切ってくれました。状態もいいですし、オークスへ向けていい結果を求めて、調整していきます」

 〈1週前診断〉栗東CWで6F89秒1-11秒9(馬なり)。テンをゆったりと入ったため全体時計は平凡なものとなったが、ラストの伸び脚は素軽くてシャープ。気配、馬体面も含めて順調に調整が進んでいる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す