◆第84回
オークス・G1(5月21日、東京・芝2400メートル)
【小宮のレース評価
桜花賞=A】阪神の芝は開幕9週目を迎えても、内側を走る先行馬の活躍が目立った。加えて前後半4ハロン45秒9―46秒2(1分32秒1)のイーブンペースを4角16番手から大外へ。
リバティアイランドはこの窮地を別次元の末脚で乗り越え、桜の女王になった。
レースのラスト2ハロンは11秒3、11秒8。4角2、4番手の
コナコースト、
ペリファーニアが2、3着と先行勢が頑張るなか、リバティの上がりは32秒9!
新潟2歳S、
フェアリーSの勝ち馬
キタウイング(12着)がマークした次位の33秒6より、0秒7も速かった。舌を巻く強さに、穴党のため息が聞こえてきそうだ。
スポーツ報知