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【日本ダービー】WBCイヤーは“1枠”と“復活”がキーワード 日本が優勝した年の法則とは?

  • 2023年05月25日(木) 12時14分
 5月28日に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。90回目を迎える“競馬の祭典”に今年も選ばれし3歳馬たちが集結した。

 今年は3月に野球の世界一を決める戦い、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催され、日本が3大会ぶり3度目の優勝を果たした。今回はWBCが開催された年から、日本ダービーを展望する。

 WBCが開催された年のダービー馬は以下の通り。

【WBCイヤーの日本ダービー勝ち馬】
2017年:6枠12番 レイデオロ(C.ルメール騎手)
2013年:1枠1番 キズナ(武豊騎手)
2009年:1枠1番 ロジユニヴァース(横山典弘騎手)
2006年:1枠2番 メイショウサムソン(石橋守騎手)

 WBCイヤーの日本ダービーでは、日本が優勝した06年、09年はともに1枠からダービー馬が誕生。ドミニカ共和国が優勝した13年も1枠からキズナが勝利。アメリカが優勝した17年は6枠からレイデオロが勝利となっている。

 この通り、なんと過去4回中3回で1枠からダービー馬が誕生しており、日本が優勝した2大会の年に限れば1枠の勝率は100%だ。今年は日本が前回大会の優勝国アメリカから世界一を奪還。日本ダービーにおける1枠の有利は競馬ファンの間では常識となっているが、今年に関してはより強固なデータとなりそうだ。

 さらに09年のWBC決勝、日本は韓国を相手に延長10回まで激戦を繰り広げた末、劇的勝利を飾った。その時決勝打を放ったのは大会を通して不振だったイチロー選手。その年のダービーで勝利したのは皐月賞は14着に大敗していたロジユニヴァース。実況は「鮮やかな逆転劇、鮮やかな“復活”ロジユニヴァース」と“復活”がキーワードだった。

 今年のWBCも準決勝のメキシコ戦で、不振だった村上宗隆選手が劇的サヨナラヒットを放ち、決勝でも同点ホームランで世界一に貢献した。今年も09年と同じく1番人気は皐月賞ソールオリエンス。敗北を喫した皐月賞組からの“復活”があるかもしれない。

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