14日の
ヴィクトリアマイルは戸崎騎乗の
ソングラインが、白毛馬・
ソダシを内から差し切った。
私が
ソダシを撮影するのは今回が初めて。いつかは撮影してみたいと思っていた彼女は、レースだけでなく返し馬でも想像の何倍も白く、闘志がみなぎっていた。
レースを終え、本来であれば勝った馬以外はダートコースから引き揚げる。だが、
ヴィクトリアマイルの後、雨に濡れた芝コースには、勝った
ソングラインの後ろに
ソダシがいた。
勝ち馬とアタマ差。着差が着差だけに、
ソダシ自身も負けたとは思っていなかったのだろうか。
ソングラインも
ソダシも、状態が良ければ
安田記念に向かう予定。同じ府中マイルの舞台で、次はどんな表情を見せてくれるだろう。そんなことを考えながら、雨の中で頑張ってくれたカメラを乾かしていた。(写真と文・河野 光希)
スポニチ