「
日本ダービー・G1」(28日、東京)
鋭い伸びが充実ぶりを物語る。UAEダービー2着からの変則ローテで挑む
ドゥラエレーデは24日、栗東坂路で4F54秒5-38秒3-11秒6。前半を抑えたとはいえ、ラスト1Fはこの日の最速タイムとなった。
動きを見守った池添師は「ラスト300ぐらいで手綱を緩めて、馬の加速に人間がついて行くようにという指示。(ラストは)すごい時計だったと思います。いい状態で臨める」と満足げだ。
厩舎にとっては4年連続のダービー出走(20年
レクセランス15着、21年
ヴィクティファルス14着、22年
プラダリア5着)。23年はG1馬で参戦するとあって、指揮官は「自分のリズムで走れば距離も克服してくれる。楽しみの方が大きい」と腕をまくる。初コンビの坂井も1、2週前に騎乗し、「全体的に能力が高い中で、特にパワーを感じる」と好感触を伝え、「今、一番勝ちたいレースの一つ」と力を込めていた。
提供:デイリースポーツ