「
日本ダービー・G1」(28日、東京)
無敗2冠へ挑む
ソールオリエンス。27日、レース直前の状態を名畑俊調教助手に直撃した。
◇ ◇
-土曜朝は角馬場から美浦Wをキャンター。ラスト1Fは15秒7だった。
「毎回ゴール前で少しかむので、そこが一番速くなりますね。真面目な馬で、力の入れどころを分かっている。それでも、コントロールは利くし、うまくガス抜きができていい状態です」
-2Fの距離延長については。
「けさも抑えが利きましたからね。馬場の影響かもしれませんが、前回は道中で押っつけ気味でしたし、実戦のペースの方がより乗りやすいのでは。2F延長ぐらいなら特に不安はありません」
-好天に恵まれ、今度は良馬場で走れる。
「その分、来週(もう1頭の担当馬
シュネルマイスターが出走予定の
安田記念)が悪くなりそうですが(苦笑)。ソールは良馬場でも走れる馬です」
-枠順は【3】枠5番。
「(直近の3冠馬3頭と同じで)騒がれる枠ですね(笑)。でもいいところじゃないですか。あとは武史が馬場状態を見て判断すると思います。例年の傾向から、
皐月賞よりは位置を取りに行くと思いますが」
-無敗2冠が懸かる。改めて意気込みを。
「毎回、レース直前までメンコを着けていますが、スタンド前発走なので、今回は耳の部分だけ厚くしたものを着ける予定です。もう、やり切ったという感じ。これで負けたら、相手を褒めるしかないですね」
提供:デイリースポーツ