日本ダービーを
タスティエーラで制した
D.レーン騎手が、
安田記念(3歳上・GI・芝1600m)の
セリフォス(牡4、栗東・
中内田充正厩舎)で2週連続のGI制覇を狙う。
レーン騎手は19年に短期免許で初来日以降、先週までにGI5勝を含む重賞14勝を挙げている。今春は4月15日から6月13日までの短期免許を取得。コンスタントに白星を積み上げる一方、重賞には手が届いていなかったが、先週のダービーを
タスティエーラで制し、会心の笑みを浮かべた。さらに、その1時間20分後には
目黒記念を
ヒートオンビートで制し、自身初となる1日重賞2勝を達成。ようやくエンジン全開となっただけに、残り2週も大いに期待できるだろう。
安田記念には昨年の
マイルCSを制した
セリフォスで参戦する。前走の
ドバイターフは5着に終わったが、結果的に初の1800mが長かった印象。決して悲観する必要はない。レーン騎手にとっては19年の
目黒記念(
ルックトゥワイス)→
鳴尾記念(
メールドグラース)以来、自身2回目の2週連続重賞制覇がかかる一戦。もちろん、2週連続のGI制覇となれば自身初の快挙だが、今の勢いなら楽々と達成してしまいそうだ。