「新馬戦」(3日、東京)
関東の一番星を狙っているのが
シュトラウス(牡2歳、父
モーリス、美浦・武井)だ。08年マイルCS優勝馬
ブルーメンブラットを母に持つ良血馬が3日の東京5R(芝1600メートル)でベールを脱ぐ。
光を放ったのが2週前だった。美浦Wで追い切り、7F94秒8-37秒7-12秒1をマーク。6F79秒4は2歳馬の最速だったことはもちろん、全体でも3番目という衝撃的なタイムだった。
レーンが2週連続で追い切りに騎乗。1週前こそコントロールに課題を残したが、今週の美浦Wでの最終追い切りでは改善。落ち着いて鞍上の指示に従うと、6F94秒0-37秒6-11秒4を馬なりでマークした。武井師は「先週はうまくいかなかったが、クロス鼻革にして馬具を工夫したこともあり、今週は我慢が利いていた。動きはすごくいいですね。敏感なところがある馬なので、気持ちのコントロールができれば。能力はあるので」と期待する。
馬名は祖
母マイワイルドフラワーと母の名にちなみ、ドイツ語の「花束」に由来する。初夏、爽やかに薫る東の一番咲きを目指す。
提供:デイリースポーツ