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鳴尾記念・G3」(3日、阪神)
3年ぶりに阪神で行われた伝統の中距離重賞は、5番人気の
ボッケリーニが勝利。好発を決めて道中は中団前めから。勝負どころでジワッとポジションを押し上げると、4角通過時には既に前は射程圏。直線半ばで先頭に立ち、そのままラ
イバルの追い上げをしのぎ切った。勝ちタイムは1分59秒1(良)。管理する池江師は昨年の
ヴェルトライゼンデに続く連覇で、通算7勝目を飾った。
エスコートした浜中は「スタートが良かったですし、位置取りはこだわっていませんでしたが、自分の中ではいい所につけられればと思っていました。勝負どころで差を詰めていって、いい手応えで強かったと思います」と振り返った。
全兄
ラブリーデイは、15年
鳴尾記念Vを
ステップに同年
宝塚記念でG1初制覇した。「7歳とは思えない若々しい体をしていますし、さらに力をつけているのではないかという手応えを感じます。大きいレースに向かって
トライしていける馬です」と大舞台を見据えていた。
提供:デイリースポーツ