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【鳴尾記念】重賞4勝目を狙ったカラテは消化不良の9着 菅原明良騎手「ずっと前が壁になってしまいました」

スポーツ報知
  • 2023年06月03日(土) 16時50分
◆第76回鳴尾記念・G3(6月3日、阪神競馬場・芝2000メートル、良馬場)

 上半期ラストの中央競馬の開催は2歳戦がスタートして、クラス編成は3歳以上に変更。阪神競馬の開幕を告げる中距離重賞は3歳馬の出走はなく、4歳以上の15頭によって争われた。

 浜中俊騎手が騎乗した5番人気のボッケリーニ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎父キングカメハメハ)がゴール前の接戦を制した。昨年の目黒記念以来となる重賞3勝目。15年のこのレースを勝っている全兄のラブリーデイと兄弟制覇となった。勝ち時計は1分59秒1。

 2着には3番人気のフェーングロッテン(松若風馬騎手)、3着には6番人気のアドマイヤハダル(岩田望来騎手)が入った。1番人気のソーヴァリアント(ルメール騎手)は12着と大敗した。

 菅原明良騎手(カラテ=9着)「いったん下げて外に出す競馬はしたくなかったので、位置を取りに行きましたが、ずっと前が壁になってしまいました」

 北村友一騎手(グラティアス=10着)「じりっぽくて、めりはりのないレースになりました」

 鮫島克駿騎手(インプレス=13着)「勝ち馬の後ろをついて行けましたが、直線で苦しくなりました。内回りは走りづらそうなところがあります」

 藤岡康太騎手(ディアマンミノル=14着)「気持ちの部分なのか、ゲートから進んで行かず、最後までギアが上がらない感じでした」

スポーツ報知

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