「新馬戦」(3日、東京)
不良馬場をモノともしない姿はまるで重戦車のよう。単勝1・4倍と圧倒的な支持を受けた
モーリス産駒の
シュトラウス(牡2歳、
母ブルーメンブラット、美浦・武井)が東の一番星に輝いた。気持ちのコントロールが課題だったが向正面でじんわり先頭に立つと、直線は持ったままで9馬身差の圧勝劇。次位に1秒3差をつける断トツの上がりを繰り出し、性能の違いを見せつけた。
来春の活躍が楽しみになる勝ちっぷりに、レーンは「ポテンシャルの高い馬。折り合うまでに時間がかかったけど、後半はリズム良く走れた。経験を積んでいけば良くなる」と将来性を評価。武井師も「能力は間違いない馬。少し乗り難しい面があるので、そこを調整していきたい」と先を見据えた。
提供:デイリースポーツ