シルク・ホースクラブが6月5日、リアルな仮想口取り式の写真撮影が可能になる「シルクXR」のマスコミ向けお披露目会を開催した。日本テレビの「日テレ XR」が協力した共同プロジェクトのもと、都内にある事務所のギャラリーに会員がリアルな口取り式に参加しているような写真を撮影できる機械を設置。6月7日から会員の予約制で体験することが可能で、現在は昨年の
有馬記念や今年のドバイ・シーマクラシックを制した
イクイノックスなどの口取り式を体験できて、今後は所有馬が重賞を勝つたびに種類を増やしていく予定という。
お披露目会であいさつしたシルクレーシングの米本昌史代表は、導入のきっかけを巨人戦が行われている東京ドームで同様のコンテンツを体験したことによると明かした。「私が東京ドームに野球を観に行った際に、ちょうど日テレさんが原監督やいろんな選手と撮れるこの筐体(きょうたい)を設置しておりまして、私も原監督と写真を撮ったのですけど、これ口取り写真にできたら、すごく喜んでいただけるのではないかと思いました。(日本テレビさんが)ちょうど実際にサービスとして一般の企業に提供するタイミングだったとことで非常に前向きに検討いただきまして、ちょうど私たちのギャラリーの設置とリンクいたしました」と、経緯を説明した。同クラブは今年の5月8日に東京の赤坂から青山エリアに事務所を移転して新たにギャラリーを設置し、会員向けサービスの充実を図っている。
スポーツ報知