武豊騎手が
ウォーターナビレラ(牝4、栗東・
武幸四郎厩舎)で
函館スプリントステークス(3歳上・GIII・芝1200m)の3年ぶり3勝目を狙う。
武豊騎手はこれまで
函館スプリントSに10回騎乗している。札幌ス
プリントS時代の94年に
ゴールドマウンテンで初制覇。その後は騎乗すること自体が少なかったが、14年以降は毎年のように参戦し、20年に
ダイアトニックで2勝目を挙げている。
今年のパートナーは弟・幸四郎師が管理する
ウォーターナビレラだ。昨年の
桜花賞の2着馬。その後は5戦連続で2桁着順だが、注目は前走の
高松宮記念。初のス
プリント戦がGIということで苦戦が予想されたが、楽に先行して直線半ばまでは見せ場があった。結果的に16着に終わったが、多分に道悪が堪えた印象。光明が見えた一戦といえるだろう。
迎える今回、開幕週の綺麗な馬場で戦えるのは何より。2戦ぶりの手綱となる
武豊騎手が復活に導けるか、その手綱捌きに注目したい。