G3「第40回エプソムC」をデータで攻略。過去10年の結果を分析すると、前走大敗も素質は高いあの馬にたどり着いた。

　【前走場所】

　東京組が最多6勝。京都組が3勝で続く。中山組は【0・0・3・8】と勝利こそないものの、複勝回収率362％と目を見張る数字。新潟組は【1・2・1・33】の勝率2.7％と信頼度は低い。比較的メンバーレベルの高い中央場所から参戦する馬を狙いたい。

　【前走着順】

　1着は【2・1・4・16】の複勝率30.4％と軸としては最適。ただ、6〜9着は最多3勝。10着以下も6頭馬券に絡んでおり、巻き返しに期待できるレースだ。

　【年齢】

　4歳馬が【6・5・4・21】で勝率(16.7％)、連対率(30.6％)、複勝率(41.7％)全てで断トツ。複勝回収率も189％と優秀だ。一方で7歳以上は【0・0・1・40】と悲惨。時計勝負になることが多い東京では、スピードある若い馬にアドバンテージがある。

　【脚質】

　4角3番手以内が【6・3・3・25】で単勝回収率、複勝回収率ともに100％超えと好成績。勝ち馬は全て4角9番手以内で、10番手以下は【0・4・1・55】と狙いづらい。いくら直線が長いとはいえ、後方一気の馬では勝負にならない。

　【結論】

　4歳牝馬ルージュエヴァイユの重賞初制覇に期待したい。好成績を残す東京からの参戦組。前走大敗もこのレースに限ってはプラスとも言える。中団から絶品の切れ味を披露すれば牡馬相手でも差し切れるはずだ。　(データ班)

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