スマートフォン版へ

【函館スプリントS】高柳瑞厩舎、夏の北海道開幕重賞2頭出し トウシンマカオとリバーラでワンツーフィニッシュ狙う

スポーツ報知
  • 2023年06月06日(火) 06時35分
◆第30回函館スプリントS・G3(6月11日、函館・芝1200メートル)

 今週から夏競馬の訪れを告げる函館が開幕。11日にはさっそくサマースプリントシリーズ第1戦の函館スプリントS・G3が行われる。2頭出しで臨む美浦・高柳瑞厩舎のトウシンマカオリバーラは、ともに好気配だ。

 高柳瑞厩舎は、函館スプリントSトウシンマカオリバーラの重賞馬2頭を送り出す。美浦・Wコースで行われた5月31日の1週前追い切りでは、リバーラが自己ベストを0秒8更新する5ハロン65秒3―11秒4。トウシンマカオもベストに0秒2及ばなかったが、64秒9―11秒4と抜群の動きを見せた。ワンツーフィニッシュも十分だ。

 トウシンマカオは、前走の高松宮記念は5番人気で15着。高柳瑞調教師は「出していってどうだったかもわからないけど、結果としてポジションが後ろすぎたね」と振り返る。この中間は立て直しに専念。追い切りで4歳1勝クラスの僚馬を6馬身半追走し半馬身先着と、極上の瞬発力を改めて示した。「斤量が重いのは承知だったが、1200メートルがいいのでここにした」と高い勝負気配も漂う。同じ洋芝の札幌で行われた昨年のキーンランドCは0秒4差の4着。舞台もマイナスにはならず、巻き返しの態勢は整ったと言っていい。

 一方、右前蹄を傷めて桜花賞を回避したリバーラだが、「しっかり治療してから立ち上げている」と、スピード感にあふれる走りに、わずかな不安も感じられない。昨年の当レースを勝ったナムラクレアと同じく、斤量の軽い3歳牝馬なのも有利な点。「斤量を考えて函館にしたし、スタートが速いから開幕週の馬場はいいと思う。1200メートルも合ってるしね」とニヤリ。初コンビのMデムーロと昨年のファンタジーS以来となる重賞2勝目を狙う。(角田 晨)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す