スマートフォン版へ

【東京ダービー注目馬】羽田盃覇者ミックファイア 19年ぶりの無敗制覇なるか

  • 2023年06月07日(水) 10時00分
 6月7日(水)に大井競馬場で行われる東京ダービー(3歳・SI・ダ2000m)。1着賞金5000万はダートグレード競走を除く地方競馬の重賞では最高額となっている。

 ダート3冠創設に伴い、南関東同士で争われるのは今年で最後。羽田盃を圧勝したミックファイアをはじめ、好メンバー集結の一戦から目が離せない。発走予定日時は7日(水)の20時10分。主な出走予定馬は以下の通り。

ミックファイア(牡3、大井・渡辺和雄厩舎)

 デビュー3連勝がいずれも圧勝だったとはいえ、前走の羽田盃が5カ月の休み明けかつ重賞初挑戦では、4番人気も仕方なし。だが終わってみれば、それまで世代をけん引してきたヒーローコールらを相手にせず6馬身差の圧勝。勝ちタイムの1分50秒9はレースレコードで、怪物の誕生を予感させた。04年アジュディミツオー以来の無敗制覇に期待したい。

サベージ(牡3、大井・森下淳平厩舎)

 昨年6月の初陣を3馬身半差で快勝すると、以降も鋭い末脚を武器に活躍。昨年末以降は大井外回りにこだわったローテを組み、大舞台に向けて経験を積んだ。京浜盃では磨いてきた豪脚が爆発し初タイトルを獲得。前走の羽田盃は出遅れて最後方からの競馬となったが3着まで追い上げた。前残りの馬場で見せ場たっぷりの走り。スタート次第では逆転のチャンスもある。

ヒーローコール(牡3、浦和・小久保智厩舎)

 デビューからの全10戦で一度も掲示板を外しておらず、昨年末の全日本2歳優駿でも地方馬最先着。今年初戦の雲取賞では後にKYダービーへ挑戦するマンダリンヒーローに勝利、続く伏竜SではJRAの舞台で3着に健闘するなど世代をけん引してきた。前走の羽田盃では上がり馬に逆転を許して2着。少々ズブいぶん距離が延びてよさそうなタイプで、大一番での逆転に燃える。

ナンセイホワイト(牡3、大井・米田英世厩舎)

 半兄に20年の全日本2歳優駿、21年の東京ダービーを勝ったアランバローズがいる良血馬。前走のトライアルで2着馬とのマッチレースをクビ差制し、ダービーへの最終切符を獲得した。今回が重賞初挑戦となるが、5戦4勝と安定した成績。底を見せていない点は大きな魅力だろう。中1週での参戦は厳しいローテになるが、前走勝利の勢いに乗って世代の頂点に立つか。

 そのほかにも重賞で好走続くピノホホッア(牡3、浦和・野口孝厩舎)やリベイクフルシティ(セ3、大井・宗形竹見厩舎)、12年ぶりの牝馬制覇目指すボヌールバローズ(牝3、大井・福永敏厩舎)など世代の頂点を決めるに相応しいメンバーが揃っている。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す