今年のサウジCを日本調教馬として初めて制覇した
パンサラッサ(牡6歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父
ロードカナロア)が右前脚繋じん帯炎を発症していることが6日、分かった。矢作調教師が明らかにした。3か月以上の休養を要する見込みで、夏にサセックスS・G1(8月2日、
グッドウッド競馬場)出走などを予定していた英国遠征は断念することになった。
同馬はサウジCを逃げ切り、世界最高優勝賞金1000万ドル(13億1865万円)を獲得。続くドバイ・ワールドCは10着に敗れ、現在は滋賀・チャンピオンヒルズへ放牧に出されていた。矢作師は「ドバイでの疲れから順調に回復してきていただけに残念です。しっかり治して、またファンの皆さんに喜んでいただけるよう、復活を目指したい」とコメントした。
スポーツ報知