２月にサウジＣを制し、世界最高１着賞金１０００万ドル（約１３億１８６５万円）を獲得したパンサラッサ（牡６歳、栗東・矢作）が右前脚の繋靭帯炎を発症し、今夏に予定していた英国遠征を回避したことが分かった。６日、管理する矢作師が明かした。

　パンサラッサはサウジＣ制覇後、ドバイワールドＣで１０着に敗れた。帰国後は英Ｇ１のサセックスＳ（８月２日・グッドウッド）を目標に、滋賀県のチャンピオンヒルズで調整していたが、３カ月以上の休養が必要となった。

　予備登録していたサセックスＳなど英国遠征は断念する。矢作師は「ドバイでの疲れから順調に回復してきていただけに残念です。しっかり治して、またファンの皆さんに喜んでいただけるよう復活を目指したい」とコメントした。

提供：デイリースポーツ