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エプソムC・G3」(11日、東京)
タスティエーラとのコンビで日本のダービージョッキーに名を連ねた
ダミアン・レーン騎手(29)=豪州=は、6月13日で2カ月の短期免許期間を終える。今週末は今回のラスト騎乗。有終の美へ気を引き締めている。
エプソムCは身元引受調教師である堀厩舎の
レインフロムヘヴンとのタッグ。前走の
府中S(3勝クラス)も勝利に導いた上がり馬だ。7日に最終追い切りに騎乗し、「アクションも、フットワークも、全てが良く、手応えも良かった」と感触は抜群だ。
今回の来日では30勝。わずか2カ月弱で全国リーディング12位につける。中でもダービー当日は5鞍で4勝、うち重賞2勝という大活躍。翌週土曜の2Rも合わせ、騎乗機会5連勝を決めている。
「どんなレースも勝ちたいというところは変わらない。
日本ダービーを勝って景色が変わったということもない」と平常心を保ち続ける。「厩舎、オーナー、関係者の協力のおかげでいい結果を残せました。今シリーズは成功と言っていいと思います。最後の1週ですが、引き続き頑張りたい」。最終週は土日とも東京で計14鞍。白星ラッシュで来日を締めるつもりだ。
提供:デイリースポーツ