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【ユニコーンS】ブライアンセンスは活躍が約束された血統 叔父インカンテーションがG1で好走の舞台はプラス

スポーツ報知
  • 2023年06月14日(水) 06時45分
◆第28回ユニコーンS・G3(6月18日、東京競馬場・ダート1600メートル)

 第28回ユニコーンS・G3(18日、東京・ダート1600メートル)に出走するブライアンセンスは、ダートでの活躍が約束された血統だ。ダート1600〜1800メートルで全4勝を挙げた母ヒラボクビジン。その3代母のタイムチャーターはキングジョージなど英G1を4勝した名牝からつながる牝系だ。

 その底力が花開いたのが、母の3歳下の半弟インカンテーション。3歳時のレパードSで重賞初制覇。14年みやこS、15年平安S、17年マーチS武蔵野Sと古馬になってからもコンスタントに重賞を勝った。特にフェブラリーSでは15年に単勝5番人気で2着、18年も単勝6番人気で3着。叔父がG1で好走した舞台がプラスになるのは間違いない。

 血統通り、今年3月にダートでデビュー。経験馬相手の初陣だったが、タイム差なし3着と好走して適性を示した。今回と同じ舞台の前走を2馬身半差で快勝。田中助手は「前走後は放牧でリフレッシュして、その後も順調です」と説明。1週前は美浦・Wコースで古馬3勝クラスに併入。13日も同コースで軽快な動きを披露し、体調の良さをうかがわせた。

 母系だけではなく、父ホッコータルマエも砂で一時代を築いた種牡馬。「使うごとに色々と覚えてくれて、レースレベルが上がっても対応してくれる。センスがいいですね」と田中助手が長所を挙げる素質馬が、重賞初挑戦Vを狙う。

スポーツ報知

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