JRAは6日、06年
函館スプリントS(GIII)の勝ち馬
ビーナスライン(牝6、美浦・
堀宣行厩舎)が、5日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は生まれ故郷の北海道浦河町・酒井牧場で繁殖入りする予定。
ビーナスラインは、
父フジキセキ、母が96年4歳牝馬特別・西(GII)2着の
ホクトペンダント(
その父パークリージェント)、祖母が89年
桜花賞(GI)2着の
ホクトビーナス。姪に06年
フィリーズレビュー(GII)2着の
ユメノオーラ(牝4、栗東・
川村禎彦厩舎)がいる血統。03年9月にデビューし、初勝利まで7戦を要したが、重賞初挑戦となった06年の
函館スプリントS(GIII)を13番人気(単勝77.4倍)で制すと、今年の
高松宮記念(GI)で4着に入るなど短距離重賞の常連として活躍した。今年8月26日の
キーンランドC(GIII)7着が現役最後のレースとなった。通算成績36戦6勝(重賞1勝)。