7日、京都競馬場で行われた
京都大賞典(3歳上、GII・芝2400m)は、佐藤哲三騎手騎乗の2番人気
インティライミ(牡5、栗東・
佐々木晶三厩舎)が、中団追走から直線で外に持ち出されて伸び、内で粘り込みを図る1番人気
ポップロックをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは2分24秒8(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には6番人気の3歳馬
アルナスラインが入った。
勝った
インティライミは、
父スペシャルウィーク、母は
JRA1勝の
アンデスレディー(
その父ノーザンテースト)という血統。半姉に98年
福島記念(GIII)を制した
オーバーザウォール(
父ドクターデヴィアス)、全兄に06年
福島記念、今年の
七夕賞(GIII)を制した
サンバレンティン(牡6、栗東・
佐々木晶三厩舎)がいる。
05年
京都新聞杯(GII)で重賞初制覇を飾り、続く
日本ダービー(GI)では
ディープインパクトの2着に好走。その後は裂蹄による休養を余儀なくされ、復帰後も勝ち切れないレースが続いていたが、前走の朝日
チャレンジC(GIII)を快勝し、約2年4か月ぶりの勝利を挙げていた。通算成績17戦5勝(重賞3勝)。
鞍上の佐藤哲三騎手は
インティライミで制した朝日
チャレンジCに続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算36勝目。管理する
佐々木晶三調教師も同レースに続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算では28勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。