8日、東京2R・2歳未勝利(芝2000m)で、
横山典弘騎手騎乗の1番人気
スパークキャンドル(牡2)が優勝。同馬を管理する美浦・
藤沢和雄調教師(56)は、史上19人目、現役最多となる
JRA通算900勝を達成した。開業以来通算4768戦目だった。
同師は美浦・野平祐二厩舎などの調教助手を経て、87年に調教師免許を取得。92年ニュージーランドT4歳S(GII、
シンコウラブリイ)で重賞初制覇。93年には同馬で
マイルCSに優勝しGI初制覇を達成した。これまでに
タイキシャトル(
ジャックルマロワ賞-仏G1などGI・5勝)、
シンボリクリスエス(02年、03年
天皇賞・秋、
有馬記念-GIを連覇)、
ゼンノロブロイ(04年
ジャパンCなどGI・3勝)、
バブルガムフェロー(96年
天皇賞・秋-GI、95年朝日杯3歳S-GI)、
ダンスインザムード(04年
桜花賞-GI、06年
ヴィクトリアマイル-GI)など多数の活躍馬を管理している。
JRA重賞は通算79勝(GI・21勝)。8日現在の
JRA通算成績は4768戦900勝(うち障害77戦14勝)、地方24戦4勝。
JRA賞を過去13度(11年連続)受賞している。
【
藤沢和雄調教師のコメント】
「振り返ると今日までには未勝利で終わった馬も、重賞を勝たせてもらった馬もいたが、たくさんの馬主さんに応援してもらったことと、勇敢な馬たちのおかげで今日の記録が達成できました。次の記録は1000勝という数字になるが、もう少しスピードを上げて勝利を積み重ねることができるように頑張っていきたいです」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。