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CBC賞・G3」(7月2日、中京)
22年11月に1勝クラスをクリアして以降、芝1200メートルに軸足を置いて〈3・2・0・1〉。全て掲示板を確保してきた
ヨシノイースターが28日、栗東坂路でキレのあるフットワークを繰り出した。
先週21日に同じ栗東坂路で4F51秒1を計時したことを受けての最終追いは、前半を抑え気味に上がりを鋭くまとめた。タイムは4F52秒2-37秒4-11秒9。反応の鋭さ、軽快感ともに申し分なかった。
中尾師は「先週負荷をかけていますから、テンを少し抑えてラスト重点に。尻上がりのラップで最後までいい感じでしたね」と体調の良さを強調する。「体質が弱くダートから使ってきましたが、(22年)ひと夏越して休養を入れてからひと皮むけましたね」と成長ぶりに目を細めた。
前回(鞍馬S4着)はスタートがもうひとつだったこともあり、差しが届かなかったが、この中間はゲート練習をこなして駐立を確認。不安点は消した。重賞初挑戦となるが、ハンデ差を生かせる立場にある。本格化を告げる5歳夏。飛躍の予感を胸に桶狭間に立つ。
提供:デイリースポーツ