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【佐賀競馬】ますますパワーアップしたうまてなしDX 上半期は若手騎手の活躍で大盛況

  • 2023年07月07日(金) 17時00分
 若手騎手の活躍が著しい佐賀競馬。上半期もその傾向は強く、3月26日には九州クラウンをリュウノシンゲンが勝ち、山田義貴騎手が重賞初制覇を果たした。昨年4月にデビューしたばかりの山田騎手は父が山田徹調教師。相棒のリュウノシンゲンはまさに父の管理馬で、岩手時代には2021年東北優駿など重賞7勝を挙げた実績馬とは昨年10月に初コンビを組み、今年2月の佐賀記念からは継続騎乗をしている。佐賀では15戦11勝で、地元馬同士だと必然的に人気に支持されるが、山田騎手はプレッシャーに負けず堂々と騎乗したと言えるだろう。

 山田騎手は他のレースでも着実に成績を残し、5月6日に100勝を達成。同20日からは減量騎手を卒業し、先輩騎手と同じ斤量で戦っている。今年4月〜6月の3カ月間で挙げた34勝は、山口勲騎手の36勝に次ぐ2位タイの勝ち星となっている。減量特典がなくなると勝ち星が低迷することも多々あるが、山田騎手に関しては引き続き注目した方がいいだろう。

 もう一人、この春に重賞初制覇を果たしたのは金山昇馬騎手。昨年はヤングジョッキーズシリーズでファイナルラウンドに進出したデビュー4年目だ。スーパースナッズと挑んだ6月11日佐賀がばいダッシュでは好スタートを決めて4コーナーで内を突くと、単勝1.1倍で逃げ粘るロトヴィグラスを差し切って勝利。900mのワンターン戦ながら、コース取りが光ったレースで、本人は男泣きして重賞初制覇を喜んだ。

 今年4月〜6月の成績を見ると、金山騎手は5枠より内枠では勝率4.8%に対し、6枠〜8枠では13.7%とグンと上がる。昨年1年間を通してはここまで顕著な差はなかったが、当該期間では3着内率も内枠21.7%に対し、外枠では29.4%。7月以降も6枠より外枠に入った際は注目したい。

 さて、昨年は第60回ギャラクシー賞CM部門で入賞したさがけいばCM。今年は「おいでやすこが様をうまてなしDX」と題し、パワーアップしている。すでに中継内やYouTubeなどで公開が始まり、夏競馬も盛り上げる。

 7月9日には重賞・佐賀王冠賞(3歳以上、2000m)、8月13日に3歳秋のチャンピオンシップの一戦・ロータスクラウン賞(四国・九州地区交流、3歳、2000m)、8月16日はJRA馬も迎えて九州産限定重賞・霧島賞(中央・地方交流、3歳以上、1400m)、8月31日はダートグレード競走・サマーチャンピオン(JpnIII、3歳以上、1400m)、そして9月10日には持ち回り制の西日本ダービー(3歳、2000m)が開催。こちらは西日本各地区生え抜き3歳馬が集う一戦となっている。

 夏はJRA小倉競馬開催とともにますます盛り上がる佐賀競馬。ぜひ「デラックス(DX)」にパワーアップしたうまてなしを現地で、ネット中継で、お楽しみください。

※データは今年の4月〜6月の集計値です

(文・大恵陽子)

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