無念のクビ差2着。中東遠征帰りでも万全の仕上げで臨んだリメイク。スタートを決めて好位に付け、4角から直線に向いた時点で鞍上の川田も前を捉えられるイメージだったはず。が、相手もしぶとい。明暗を分けたのは初めて背負う58キロの重量もあったか。

　川田は「後ろをこれだけ離す走りはしてくれている。ドンフランキーも強かった」と結果を受け入れ、淡々と話す。

　カペラSに続く重賞Vは逃したが、新谷師は「(勝ち馬より)1キロ重い重量を背負って頑張ってくれた。今後はJBCスプリント(11月3日、大井)を目標に、大井の前哨戦を使えれば」と愛馬の力走を称え反撃の秋を見据えていた。　

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