10年
宝塚記念覇者で、同年
凱旋門賞で2着に入った
ナカヤマフェスタ(牡17歳)が種牡馬を引退することが13日、明らかになった。(株)ジェイエス&
アロースタッドがツイッターで発表した。現役引退後は種牡馬として活動していた。今後はうらかわ優駿ビレッジAERUで功労馬として余生を過ごす。
同馬は08年にデビュー。2戦目で東スポ杯2歳Sを制し、重賞初Vを飾った。翌09年、3歳時は牡馬クラシックを“皆勤”。勝利こそなかったものの、
セントライト記念を制するなど、存在感を示した。
10年に4歳となって本格化。始動戦となった
メトロポリタンSを2馬身差で快勝すると、続く
宝塚記念では8番人気ながら、
ブエナビスタを半馬身差退けてG1初制覇。フォワ賞2着から臨んだ同年の
凱旋門賞では、
ワークフォースから頭差の2着と奮闘した。
翌年も同じローテーションで
凱旋門賞に挑んだものの、11着に敗れ、同レースを最後に現役を引退。種牡馬となり、18年
日経賞覇者
ガンコ、20年
ラジオNIKKEI賞、
セントライト記念覇者
バビットなどの重賞ホースを輩出している。
提供:デイリースポーツ