12年
きさらぎ賞と14年
マイラーズCを制した
ワールドエース(牡14)が種牡馬を引退することが決まった。19日、株式会社ジェイエスが
ワールドエースの写真を添えてツイッターを更新。「
ワールドエースが種牡馬を引退することになりました。今後は、ノーザンホースパーク様に受け入れて頂けることになりました。当場からの退厩は、7月31日を予定しております」と伝えた。
ワールドエースは
父ディープインパクト、
母マンデラ、母の
父アカテナンゴの血統。全弟には19年
菊花賞と21年
天皇賞(春)を制した
ワールドプレミア、半弟には昨年の
鳴尾記念と今年の
日経新春杯を制した
ヴェルトライゼンデがいる。現役時代は17戦4勝。
きさらぎ賞と
若葉Sを制し、
福永祐一騎手とのコンビでクラシックに挑んだが、
皐月賞が2着、ダービーは4着。その後、屈腱炎で長期休養し、5歳時に
マイラーズCを制したが、GIには手が届かなかった。
15年に現役引退後、北海道の
アロースタッドで種牡馬となり、19年
クローバー賞を制した
オータムレッド、昨年の
北海優駿やダービー
グランプリを制した
シルトプレなどを輩出。今週の
中京記念には
メイショウシンタケが出走を予定している。