◆第71回中京記念・G3(7月23日、中京・芝1600メートル＝良)

　4年ぶりに中京に舞台を戻したサマーマイルシリーズ第2戦は、松山弘平騎手が手綱を執った単勝8番人気のセルバーグ(牡4歳、栗東・鈴木孝志厩舎、父エピファネイア)が逃げ切り、重賞4度目の挑戦で初制覇を成し遂げた。勝ち時計は1分33秒0。サマーマイルシリーズ初戦の前走・米子Sは12着に敗れたが、2戦目にして大きく巻き返しに成功した。

　2着は1馬身半差で2番人気のディヴィーナ(ミルコ・デムーロ騎手)、3着はさらに1馬身半差で1番人気のルージュスティリア(川田将雅騎手)と牝馬2頭。シリーズ初戦の米子S・リステッドからの連勝を狙った6番人気のメイショウシンタケは騎乗予定だった藤岡康太騎手の負傷で急きょ角田大河騎手に乗り替わりとなるアクシデントもあり、8着に敗れた。

　角田大河騎手(メイショウシンタケ＝8着)「勝ち馬と同じラインにいて、みんなが外を意識するなか、内を選択しました。右回りの方がいいのかも知れませんが、結果を出せず申し訳ないです」

スポーツ報知