◆第71回
クイーンS・G3(7月30日、札幌・芝1800メートル、良)
3歳以上の牝馬による重賞は14頭立てで争われ、単勝1番人気で
斎藤新騎手騎乗の
ドゥーラ(牝3歳、栗東・
高橋康之厩舎、父
ドゥラメンテ)が中団からレースを進め、4角を外から一気に進出し押し切った。前走の
オークス3着から巻き返し、22年
札幌2歳S以来となる重賞2勝目を挙げた。悲願のG1制覇がかかる秋シーズンへ向けて弾みをつけた。勝ち時計は1分46秒7。
2着に
ウインピクシス(
横山武史騎手)、3着に
コスタボニータ(
松山弘平騎手)が入った。
斎藤新騎手(
ドゥーラ=1着)「牧場でしっかり乗っていて、函館に来た時から、馬ができていました。自信をすごく持って、
ドゥーラが一番強いと思っていました。長く、いい脚を使えることは、ずっとコンビを組んで分かっていました。
オークスは3着、
クイーンSも勝ったことで、この世代で上位の力があることは証明できたと思う。秋も
ドゥーラと恥ずかしくない競馬ができるように歩いていきたいです」
スポーツ報知