熊本産の
トンコツラーメン(牡2歳、栗東・
牧田和弥厩舎、父
ヴァンセンヌ)が、小倉開幕週のデビューに向け、着々と準備を整えている。
7月5日に入厩。順調に乗り込みを消化してきた。8月3日の1週前追い切りはCWコースで85秒8―12秒3。僚馬
カシノブロッサム(2歳新馬)の外を伸びて1馬身先着した。騎乗した
田口貫太騎手は「しっかり走れていて、しまいの反応も良かったです。2歳のこの時期を考えれば、出来上がっている感じです」と評価した。
初陣は8月12日か13日の九州産限定の新馬(芝1200メートル)を予定。「しまいで伸びてほしいですね」と牧田調教師は馬名にちなんだ言葉で期待する。トレーナーは同じ内田玄洋オーナー所有で、今年の
中山グランドジャンプでは九州産馬初のG1級競走制覇を成し遂げた
イロゴトシも管理する。このコンビが、2歳馬でも熱い走りで“夏コク”を盛り上げていく。
スポーツ報知