２２年菊花賞馬アスクビクターモア（牡４歳、美浦・田村）が、放牧先で熱中症による多臓器不全を発症し、死んだことが分かった。９日、ＪＲＡが発表した。

　ネットでは「アスクビクターモア」がトレンド入り。ファンからは「アスクビクターモアの急死がショックすぎて…」、「信じられない」、「熱中症辛かったろうな」、「涙が止まらない」、「うそやろ」など、悲痛の声であふれた。

　同馬は２１年６月東京でデビュー。９月の中山で初勝利。皐月賞はジオグリフの５着、ダービーはドウデュースの３着に敗れたものの、最後の１冠菊花賞でクラシック制覇を果たした。今年に入ってからは人気に応えられないレースが続き、宝塚記念１１着がラストランとなった。

提供：デイリースポーツ