25日、札幌競馬場で行われた
北海道2歳優駿(2歳、交流GIII・ダート1700m、1着賞金2000万円)は、
山口竜一騎手騎乗の2番人気
ディラクエ(牡2、北海道・成田春男厩舎)が、後方追走から徐々に進出し3角手前で先頭集団に並びかけると、3番人気
ホウザンとの叩き合いをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは1分47秒0(良)のコースレコード。さらに1馬身差の3着に1番人気
ディアヤマト。
勝った
ディラクエは、
父フサイチコンコルド、
母エミスフェール(
その父ホワイトマズル)という血統。半姉に今年の
アネモネS(OP)を制した
エミーズスマイル(牝3、船橋・出川龍一厩舎、
父アグネスタキオン)がいる。
5月16日のフレッシュチャレンジ2歳(門別・ダート1700m)で初勝利。その後、2戦2着して臨んだnetkeiba.com杯 第1回
ブリーダーズゴールドジュニアC(旭川・ダート1600m)では1番人気に推されたが8着に敗退。前走の
ルールオブロー賞(旭川・ダート1500m)では2着に4馬身差をつける快勝で2勝目を挙げていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
なお、今回の勝利で北海道勢は4連勝。また、従来のレコードタイムは94年10月12日の重賞・
ジュニアCで
ヒノデチヨノオーが記録した1分47秒3(良)。今回これを13年ぶりに更新した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。