◆第58回
関屋記念・G3(8月13日、新潟・芝1600メートル、良)
夏の新潟競馬場で行われる伝統のマイル重賞は17頭で争われ、単勝4番人気で
戸崎圭太騎手騎乗の
アヴェラーレ(牝5歳、美浦・
木村哲也厩舎、父
ドゥラメンテ)が直線で切れ味鋭く差し切った。前走の京王杯ス
プリングC4着から巻き返し、重賞初制覇。母に重賞2勝、
NHKマイルC2着もあった
アルビアーノを持つ良血がついに花開いた形だ。
2着に
ディヴィーナ(
ミルコ・デムーロ騎手)、3着に
ラインベック(
石橋脩騎手)が入った。勝ち時計は1分32秒1。
北村宏司騎手(
フィアスプライド=4着)「前半は折り合い重視で脚をためる形で。追ってこの馬も伸びてはいるけど捕らえきれなかった。コーナーがもっとあって、上がりがかかる形の方がいいかも」
浜中俊騎手(
メイショウシンタケ=5着)「気難しい面があるので気分優先で運んだ。直線でフラフラするところはあったけど、展開などはまれば一発あるかも」
田辺裕信騎手(
サクラトゥジュール=6着)「ゲートを出てからのスピードの乗りがもうひとつでポジションが後ろになってしまった。しまいはジリジリきているだけに、もう少し流れに乗りたかった」
丸田恭介騎手(
ミッキーブリランテ=7着)「初めて乗ったけど返し馬から活気があって具合がよさそうでした。いい感じで運べたけど直線で少し窮屈になってしまい、もったいなかったです」
吉田豊騎手(
セルバーグ=8着)「包まれたくなかったので出して行ってリズム良くいけた。早めに動いたが、後ろも早めにきた。輸送で
テンションが高かったが道中のリズムは良かったし、こういう競馬を続けていければ」
木幡巧也騎手(
フラーズダルム=10着)「スタート後に挟まれてしまい、位置取りを悪くしたのがもったいなかったです。最後はしっかり脚を使って伸びていたし、前半スムーズなら掲示板ぐらいは狙えたと思う」
スポーツ報知