第57回黒潮盃・S2は16日、大井競馬場の1800メートルで行われる。真夏の大井名物である3歳重賞に、今年は14頭(南関東13、他地区1)の精鋭が集まった。米国帰りのマンダリンヒーローとヒーローコールの“ヒーロー対決”は、前者に軍配が上がるか。サンタアニタダービー・米GIで鼻差2着と、地方競馬史に残る大健闘を見せたマンダリンヒーローが、凱旋レースで世界レベルの走りを披露する。

＜厩舎コメント＞

　★鈴木啓調教師(タイガーチャージ)「前走後ひと息入れて約1か月前に帰厩。そこから予定通りの調整ができている」

　★藤田輝調教師(マンダリンヒーロー)「毎週のように追い切りを消化して、休み明け、海外遠征帰りでもしっかりできた」

　★佐藤太調教師(スイフトランナー)「折り合いが付くようになり、どこからでも競馬できる。前を見ながら流れに乗れれば」

　★立花伸調教師(ドゥーロアバンティ)「内回りではバランスを崩すところがあったので、外回りでリズム良く走ってくれれば」

　★佐宗応調教師(カッテニシヤガレ)「前走で距離はこなしてくれた。相手はそろっているが末脚を生かす自分の競馬をするだけ」

　★堀千亜調教師(ドラケン)「暑さ負けもなくいい状態。距離は問題ないし、しまいもいい。これまで以上に積極的なレースを」

　★山中尊調教師(コルドゥアン)「常識にかかってきたし、元気で順調に調教をこなせた。馬格があるので今後もっと良くなる」

　★田中人調教師(アントレゾール)「重賞で相手は強くなるが、今後のためにも経験を積んでほしい。距離は問題ない」

　★山崎尋調教師(ライズゾーン)「前走の強いメンバーでも離されずついていけた。暑い日が続くが、元気」

　★稲益貴調教師(ルクバー)「放牧に出してリフレッシュできた。距離はいいが、時計勝負でどうか」

　★小久保智調教師(ヒーローコール)「状態は変わらず来ている。前走は古馬と初対戦。3歳馬同士のここは改めて期待」

　★繁田健調教師(ウインドフレイバー)「思った通りにここまで来ている。ゆっくりだが、全体的に成長して距離も守備範囲」

　★月岡健調教師(メーサンデュラント)「休み明けの前走は古馬相手にまずまずの内容。1回使って狙い通りの調整ができた」

スポーツ報知