◆
札幌日刊スポーツ杯(3歳上2勝クラス、芝2600メートル、14頭立て)
池添謙一騎手が騎乗した
ミステリーウェイ(セン5歳、栗東・
小林真也厩舎、父
ジャスタウェイ)が、1周目のスタンド前で途中からハナを奪ってマイペースに持ち込むと、直線でも後続を振り切って勝利を飾った。勝ちタイムは2分46秒0(良)。
初コンビの
池添謙一騎手の好判断が光った。1000メートルの通過が66秒2のスローペース。「だいぶ(ペースが)遅かったので。外に出して、自分のペースで走らせたかった」と迷わず先頭へ。その後は絶妙なラップを刻み、2着の1番人気
ゴールデンスナップ(
浜中俊騎手)に3/4馬身の差を保ったまま押し切った。3着は2番人気の
ダノンジャッカル(
川田将雅騎手)。
池添騎手は「ハナに立ったら自分のペースで走れた。集中してハミを取ってくれたし、直線までいいリズムで行けた。まだフワフワして余裕があるので、上のクラスでも長丁場なら頑張ってくれそう」と、馬の頑張りをたたえた。
小林調教師は「(ゲートの)タイミングが合わずに後ろからになりました。かなりスローペースで、池添ジョッキーの好判断でハナに。そこがポイントでしたね。状態には自信がありました」と振り返った。
スポーツ報知