新潟11RのBSN賞(3歳以上オープン・リステッド・ダート1800m)は8番人気アイコンテーラー(菱田裕二騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒8(良)。2馬身差の2着に9番人気ブルベアイリーデ、さらに2馬身半差の3着に1番人気ヴァンヤールが入った。

　アイコンテーラーは栗東・河内洋厩舎の5歳牝馬で、父ドゥラメンテ、母ボイルトウショウ(母の父ケイムホーム)。通算成績は20戦5勝。

レース後のコメント

1着　アイコンテーラー(菱田裕二騎手)
「追い切りの動きがとても良く、状態面は自信をもって臨めました。初ダートでしたが、返し馬の感触が良くて、スタートが決まればと思っていました。そのスタートも決まってベストポジションを取れました。終始、手応えも良く、抜け出してからもよく伸びました。時計も速いです。芝で結果を出していますが、姿勢のバランスが良いのでダートもこなしてくれるのではと思っていましたが、予想以上に強かったです」

2着　ブルベアイリーデ(M.デムーロ騎手)
「7歳ですが気持ちはまだ若いです。流れも良く、手前を替えてからよく伸びました。ただ、前が止まりませんでした」

3着　ヴァンヤール(荻野極騎手)
「流れが速く、この馬としてはやや後ろになりました。追い出していく形で上がっていけていますが、前の馬に押し切られたように、展開などの兼ね合いもあったと思います。この馬自身よく走っています」

4着　オディロン(田辺裕信騎手)
「ポジションを取りたかったのですが、このコースでは周りが速く、二の脚がつきませんでした。それで後方になりましたが、それでもロスなく捌いて上がっていけました。コースが変われば、チャンスがあると思います」

5着　ゲンパチルシファー(大野拓弥騎手)
「ハミを噛むところはありましたが、概ねリズム良く運べました。最後もしぶとく脚を使っています」

ラジオNIKKEI