◆第59回
新潟記念・G3(9月3日、新潟・芝2000メートル)=9月1日、美浦トレセン
唯一の3歳馬
ノッキングポイント(牡3歳、美浦・
木村哲也厩舎、父
モーリス)は、
日本ダービー5着から3か月ぶりの実戦となる。追い切り後の1日は美浦で馬場入り。ダートコースで体をほぐしたのちWコースを軽く駆け抜けた。軽快な動きからは状態の良さがうかがえるだけでなく、木村調教師が「だいぶ可動域が広くなって、普段からノシノシ歩けるようになってきた」と話すように確かな成長も感じられる。
鞍上は27日の
新潟2歳Sを
アスコリピチェーノで制し、約5年ぶりに重賞タイトルを獲得した
北村宏司騎手。2週連続の重賞制覇となれば14年11月2日の
天皇賞・秋(
スピルバーグ)、11月9日の
アルゼンチン共和国杯(
フェイムゲーム)以来となる。「先週とはメンバーもコースも違いますから、色々考えながら乗りたい。今週も頑張ります」と、静かに力を込めた。
スポーツ報知