デビュー13年目の
嶋田純次騎手が、
京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)の
グラニット(牡3、美浦・
大和田成厩舎)で
JRA重賞初制覇を狙う。
嶋田騎手は美浦・
手塚貴久厩舎所属で11年デビューの30歳。同期には
横山和生騎手や
藤懸貴志騎手、
森一馬騎手がいる。これまで
JRAで97勝を挙げているが、重賞に限れば28回騎乗して21年
スプリングSの
アサマノイタズラ、22年
サウジアラビアRCの
グラニットの2着が最高着順。あと一歩でタイトルに手が届いていない。
グラニットは過去9戦のうち、8戦でコンビを組んできた“勝手知ったるパートナー”だ。3走前の
スプリングSでは締まったペースで逃げながら0秒4差の4着。前走の
ラジオNIKKEI賞も0秒6差の6着に踏ん張った。まだ1勝馬ではあるが、展開一つで重賞でも勝ち負けできる力はある。
今回は初の古馬相手となるが、51kgの軽ハンデ、開幕週の馬場、すんなりとハナを切れそうなメンバー構成など、プラス材料がズラリ。人馬揃っての重賞初制覇を期待したい。