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【地方競馬】ギシギシが約1年ぶりVで重賞2勝目!JBCスプリント目指すローテも発表!

デイリースポーツ
  • 2023年09月07日(木) 21時52分
 「アフター5スター賞・S3」(7日、大井)

 ゴール前の競り合いをギシギシ(牡5歳、大井・栗田裕)が制し、笹川翼とのコンビで約1年ぶりに重賞2勝目。1番人気に応えて「テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3」(20日・浦和)、「東京盃・Jpn2」(10月4日・大井)の優先出走権を獲得した。首差2着にJRAから転入した2番人気のジャスティン、さらに鼻差で3番人気のマックスが3着に入り、順当な決着となった。

 ゴール前は3頭による叩き合い。その真ん中から抜け出したギシギシ。昨年1番人気7着の舞台&近2走2着続きのうっぷんをまとめて晴らした。

 序盤は2頭の激しい逃げ争いを見ながら絶好の3番手。3コーナー手前でややズブさを見せたか、前との間隔があいてヒヤッとさせたが、直線に入ると違った。先に抜け出したジャスティン目がけてラストスパート。競り合いを首差で制し、鞍上も左手で肩を叩き、そのまま軽くガッツポーズだ。

 昨年7月の習志野きらっとスプリント・S1以来になる重賞2勝目。その手綱も笹川翼だった。骨折休養中の矢野貴之に代わっての騎乗に「最後は必死でしたよ。重役を務められてホッとしました」とコンビ2戦2勝に安堵(あんど)。「短距離なら中央馬相手にもやれる馬です」と太鼓判だ。

 地元での待望のタイトルに栗田裕光師も「約1年ぶりに重賞を勝てて良かった」と目を細め、「今年目標としてきたレースだからね」と東京盃からJBCスプリント・Jpn1(11月3日・大井)のローテを発表。JRA勢相手に秋の大攻勢を宣言した。

提供:デイリースポーツ

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