「
セントウルS・G2」(10日、阪神)
14番人気の
テイエムスパーダが鮮やかな逃げ切りで復活Vを決めた。今回初コンビを組んだ
富田暁騎手はデビュー7年目で重賞初制覇となった。2着には2番人気の
アグリ、3着に5番人気の
スマートクラージュが入った。1番人気の
ビッグシーザーは10着に沈み、3連単97万8840円のビッグ配当となった。
テイエムスパーダが好スタートからの逃げ切りで、
スプリンターズS(10月1日・中山)の優先出走権をゲットした。昨年7月に
今村聖奈騎乗で
CBC賞を制覇して以来、重賞2勝目。
CBC賞後の7戦は
スプリンターズSなどにも挑戦して大敗が続いていたが、秋シーズン開幕とともに結果を出した。
復活Vに導いた26歳の富田は「重賞となると、僕自身もどこか緊張したところもあって、なかなか結果を残せなかった。今回、師匠(木原師)の管理馬で勝てたのはうれしい。先生も(定年まで)あと1年で一緒に重賞を獲れたのは本当にうれしいです」と喜びをかみしめた。
17年のデビューから7年目での初タイトル。「まずは重賞を1個勝ったことで僕自身の成長にもつながればと思います。関係者の皆さまに感謝して、これからも精進していきたい」と話した。
サ
マースプリントシリーズは、2勝を挙げていた
ジャスパークローネが最終戦の当レースを待たずに、既に優勝を決めていた。
提供:デイリースポーツ