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【セントライト記念】ソールオリエンス2着…手塚調教師悲観なし「距離はかなりもつのは分かった。本番でリベンジしたい」

スポーツ報知
  • 2023年09月18日(月) 16時59分
◆第77回セントライト記念・G2(9月18日、中山・芝2200メートル、良)

 牡馬クラシック最終戦、菊花賞トライアル(3着馬まで優先出走権)重賞は15頭で争われ、単勝2番人気でジョアン・モレイラ騎手騎乗のレーベンスティール(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父リアルスティール)が中団からレースを進めると馬場の真ん中から力強く差し切った。前走のラジオNIKKEI賞3着から巻き返し、重賞初制覇。春はクラシック出走がなかったが、最後の1冠へ向けて弾みをつけた。勝ち時計は2分11秒4。

 モレイラ騎手は18年11月24日の京都2歳S(クラージュゲリエ)以来、4年10か月ぶりとなるJRA重賞5勝目。

 単勝1・6倍と断然の1番人気に支持された横山武史騎手騎乗のソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)は後方から外を回って脚を伸ばしたが2着に終わった。23年皐月賞以来となる重賞3勝目はならなかったが、前走の日本ダービー2着からの復帰戦で、残る1冠へ向け上々のレースを見せた。

 3着に3番人気シャザーン(岩田望来騎手)が入った。

 手塚調教師(ソールオリエンス=2着)「残念でした。格好はつけていますけどね。ちょっと4コーナーで振られてしまって、2馬身くらい離されちゃった。最後は伸びていましたからね。枠と良馬場で外、外を回して厳しかった。単勝1倍台で勝てなかったのは申し訳なかったけど、悪い内容ではなかった。道中はお釣りがあったし、これで距離はかなりもつのは分かった。本番でリベンジしたい。今日は安全策で外、外を回って、力を信じて乗ろうと決めていた。本番は枠順も違うだろうし、いろいろ考えて乗ることになるだろうしね。圧倒的に逆転されたわけではない」

スポーツ報知

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