◆第69回オールカマー・G2(9月24日、中山・芝2200メートル、良)

　1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられるG2は15頭立てで争われ、4番人気のローシャムパーク(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)がクリストフ・ルメール騎手を背に、差し切り勝ちを決めた。3勝クラスのむらさき賞、函館記念に続く3連勝を果たし、通算成績を10戦6勝とした。田中博厩舎はセントライト記念(レーベンスティール)に続く2週連続重賞制覇。勝ち時計は、2分12秒0。

　逃げた1番人気のタイトルホルダー(横山和生騎手)が2着に残った。3着は7番人気のゼッフィーロ(戸崎圭太騎手)が続いた。

　クリストフ・ルメール騎手(ローシャムパーク＝1着)「この馬で改めて重賞を勝ててうれしく思う。タイトルホルダーの近くで乗りたかった。2、3馬身前にずっと見てました。流れに乗れて、冷静に走ることができた。手応えも良くて、最後は素晴らしい末脚を使ってくれました。素晴らしいです。レースごとに強くなっているし、今回はG2だけどタイトルホルダーを負かしたからG1レベルにいけます」

スポーツ報知