2018年日経賞優勝ガンコ、20年セントライト記念優勝バビットなどを送り出したナカヤマフェスタ(17歳)が種牡馬生活を引退。25日午前、繋養先だった新ひだか町のアロースタッドを出発した。今後は浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」で引退功労馬として余生を送ることになった。

　むかわ町の新井牧場生産馬でセレクトセール出身馬。美浦の二ノ宮敬宇厩舎から2歳11月にデビューして新馬、東京スポーツ杯2歳Sを連勝し、4歳6月の宝塚記念でGI初勝利。同年秋にはフランス遠征を行い、フォワ賞2着、凱旋門賞2着と健闘した。現役時代の通算成績は15戦5勝2着3回。