白毛のG1・3勝馬
ソダシが電撃引退することが1日、明らかになった。
安田記念7着後に脚部不安を発症し、北海道苫小牧市のノーザンファーム空港に放牧に出ていた。引退後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖牝馬になる。
須貝師は「きょう、ちょうど妹の
ママコチャがG1を勝ったことで、金子オーナーから『ちょうどいいタイミングでバトンを渡せるんじゃないか』というお話がありました」と打ち明けると、「
ソダシは本当にファンの皆さんに愛されてきたと思います。白毛として、次々と歴史的快挙を成し遂げてくれました。世界的にも注目される存在になり、本当によく頑張ってくれました」と、ねぎらった。
「妹の
ママコチャにいい形で引き継げると思いますし、今後はお母さんとして、また新しい伝説をつくってくれればと願っています」と第2の馬生に期待。「
ソダシを預けてくれた金子オーナー、応援していただいたファンの方、そして
ソダシに本当に感謝しています」と頭を下げた。
同馬は20年デビュー。同年
阪神JFで白毛馬として初のG1制覇を飾り、翌年に無傷5連勝で
桜花賞を制した。翌年にヴィクトリアMを制するなどG1・3勝、重賞6勝。
安田記念7着がラストランとなった。
提供:デイリースポーツ