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【京都大賞典展望】ジャパンCの前哨戦、速い上がりが要求されやすい

  • 2023年10月05日(木) 06時00分
 天皇賞(秋)、あるいはジャパンCの前哨戦。以前は本命サイドで決着するレースの代名詞のように扱われた時期もあったが、近年は荒れることも珍しくなく、1番人気は16年のキタサンブラックが勝って以降6連敗中だ。

1.速い上がりが要求される

 直近で京都開催だった20年は稍重ながら、勝ち馬のグローリーヴェイズは34秒5の上がりをマークした。それ以前も19年を除けば、勝ち馬は34秒台前半より速い上がりを使っていた。2400mというタフな条件設定でスタミナは必須だが、同時に速い上がりも要求される。

2.前走GIの馬

 過去10回で、前走がGIだった馬は[6-5-7-26]で複勝率40.9%と好成績。対して、前走GIIの馬は[0-2-1-26]で複勝率10.3%、前走がGIIIの馬は[2-1-1-26]で複勝率13.3%。春のGIから休み明けで出走してくる馬の成績が良い。

3.京都実績に注目

 20年の勝ち馬グローリーヴェイズは同舞台の日経新春杯を勝った実績があった。また19年の覇者ドレッドノータスは2歳時に京都2歳Sを勝っており、2着のダンビュライトは同年の京都記念を制していた。他にも、18年の覇者サトノダイヤモンドは以前に京都で重賞を2勝、17年の覇者スマートレイアー秋華賞2着の実績があり、16年の覇者キタサンブラックは当時すでに京都でGIを2勝していた。京都は特殊なコース形態であるからコース巧者が出てきやすい。

 ボッケリーニは近走に関しては上がりが掛かるレースばかり経験しているが、過去の実績からして速い上がりにも対応できるタイプ。距離やコースに不安はなく、15年の覇者ラブリーデイの弟という血統背景からも好走を期待したい。

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