◆第20回
レディスプレリュード・交流G2(10月5日、大井・ダート1800メートル、不良)
3歳以上の牝馬によるダート
グレード競走は、10頭(
JRA5、南関東4、高知1)で争われ、単勝6番人気で
JRAの
アーテルアストレア(牝4歳、栗東・
橋口慎介厩舎、父
リーチザクラウン)が
武豊騎手を背に直線外から脚を伸ばし、差し切った。前走の
名鉄杯・リステッド1着から連勝で重賞初勝利を挙げた。勝ち時計は1分51秒6。同馬には
JBCレディスクラシック・交流G1(11月3日、
大井競馬場)の優先出走権が与えられた。
2着は
JRAの
グランブリッジ(
川田将雅騎手)、3着に
JRAの
ライオットガール(
岩田望来騎手)が入った。浦和の
スピーディキック(
御神本訓史騎手)は5着に敗れた。
武豊騎手(
アーテルアストレア=1着)「菱田(裕二)騎手に細かくクセなどを教えてもらった。右回りが得意でないとのことで、3、4コーナーと少しスピードが落ちるところはあったんですけど、ここは直線が長いんで大丈夫だろうと。あまりほかの馬のことは気にせず、直線にかけようと思っていました。最後もしっかり伸びたし、初めて乗せてもらったけど、いい馬ですね。急きょの代打でしたけど、いい仕事ができてほっとしてます」
橋口慎介調教師「本当にうれしい。右回りなので心配はしていたが、いい脚を使っての強い勝ち方。スタートもリズムも良く、直線の手応えも良かった。最後はいつも通りのいい脚で、言うことない。パドックでも落ち着いていたし、レース前から雰囲気は良かった。次はJBCに向かいます! 使ったほうがいいので、次はもっといい状態で出られると思う」
スポーツ報知