スマートフォン版へ

【AI予想・毎日王冠】確かな力量が求められるハイレベルな一戦! 本命は復調気配十分の実力馬

  • 2023年10月07日(土) 20時00分
 今週の日曜日は、東京競馬場で毎日王冠(GII)が行われます。

 14年の毎日王冠では8番人気のエアソミュールが優勝し2着に11番人気のサンレイレーザー、3着に5番人気のスピルバーグが入り、三連単38万馬券と波乱の結果となりました。16年も11番人気のヒストリカルが3着と激走し穴馬にもチャンスが十分にありました。

 しかし、ここ6年ほどは1番人気から6番人気までに支持された馬が3着以内を独占しており、比較的平穏な決着が目立ちます。

 さらに、この6年の勝ち馬は全てGIでの連対実績のある馬でしたので、生半可な能力馬は勝ち切れていません。やはり、秋の大舞台での活躍を見据える実力馬が多く出走してくる一戦ですので、そこに入って勝利するには高い能力がなければ難しいと言えるかもしれません。

 そんな今年の毎日王冠には12頭が出走を予定しています。上位人気が予想されるのは21年の毎日王冠を制しているシュネルマイスター、今春のヴィクトリアマイル(GI)と安田記念(GI)を制したソングライン、前走で今回と同じ舞台のエプソムC(GIII)を勝利したジャスティンカフェ、前走ラジオNIKKEI賞(GIII)で重賞初制覇を飾ったエルトンバローズ、近3走で安定した走りを見せているアドマイヤハダルなどがいます。

 ほかにも今年の東京新聞杯(GIII)を勝ったウインカーネリアンや今年4月のニュージーランドT(GII)を制したエエヤンなども出走を予定しています。

 今年も確かな実力を持った馬が集結した毎日王冠ですが、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆復調気配著しい実力馬

 今週の毎日王冠でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるシュネルマイスターでした。

 週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を推しているようです。

 シュネルマイスターは20年の新馬戦でデビューし初勝利を挙げると、その後僅か4戦のキャリアでNHKマイルC(GI)を制し世代トップマイラーの座を射止めています。そして、3歳馬ながら古馬相手の安田記念に挑戦し3着。秋にはマイルCS(GI)でも2着と結果を残します。

 4歳になって挑んだ昨年の安田記念でも2着に好走しましたが、その後の4戦では最高着順4着と苦戦を強いられます。しかし、2走前のマイラーズC(GII)で久々の勝利を挙げると、続く安田記念でも3着と復調の兆しを見せています。

 今回、上位人気が予想されるソングラインとは3度の対戦機会があり1勝2敗となっています。先着された数は相手の方が多くなっていますが、どのレースでも僅差の競馬となっているように能力は互角と言えます。

 そんな中、シュネルマイスター毎日王冠で勝利した経験があり、この舞台に高い適性があるのはすでに証明済みです。一方、ソングラインは芝1800mで走った経験がありません。能力差がないに等しい状況の中、この経験の差が勝負の分かれ目になる可能性が十分にあるはずです。

 ここ2回の対戦ではソングラインに先着を許していますが、高い適性を持つこの舞台ならばシュネルマイスターが逆転しても何ら不思議ではないですし、今後の大舞台での走りに弾みがつくような結果を期待したいところです。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す