10月7日の京都11R・
藤森S・3歳上オープン(ダート1200メートル=16頭立て)は、
サンライズアムール(牡4歳、栗東・
小林真也厩舎、父
モーリス)が1番人気に応え、オープン初勝利を挙げた。勝ち時計は1分10秒9(良)。
道中はインの好位。じっくり脚をためて直線に向き、残り1ハロンからスパートをかけた。猛然と馬群を抜け出し、2着
スマートフォルス(
武豊騎手)に2馬身半差をつけた。
池添謙一騎手は「中1週でしたが、体の締まりに良化を感じました。行きっぷりもよく、我慢もしてくれた。外に出すと手応え通りに伸びてくれました。時計も速く、上のクラスでもやれると思っていたので、勝てて良かったです」と笑顔で振り返った。
小林調教師は「今日は落鉄がなかったですから。数字は変わりませんが、体が締まって動きも軽くなっていました。今日は負けられない気持ちでした。ソエや爪などの不安や成長が遅かったりしましたが、ようやくある程度きっちりつくれるようになってきました。まだこれからの馬です。一度放牧に出して、
カペラS(12月10日、中山)などを視野に入れていきたいです」と、ほっとした表情だった。
スポーツ報知